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最新、アンケートによると

アンケートや世論調査の結果をピックアップしてデータベース化。変化する日本や世界の今はどうなのか。
折角まとめられたアンケートやリサーチ結果、ランキングを、参考資料やヒント、雑談に。

奨学金の返済

NPO法人POSSEと労働組合の総合サポートユニオンの
 「日本学生支援機構の奨学金返済アンケート」によると
 ・7~9月、SNSなどでアンケート。
 ・日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金を利用し、
   返還中か、返し終えた人対象
 ・2697人回答、8割が20~30代

※JASSO貸与型奨学金は21年度時点で有利子の2種と
 無利子の1種合わせ、116万人利用。

☆借入額
・~100万円 3%
・~200万円 13%
・~300万円 25%
・~400万円 19%
・~500万円 17%
・~600万円 8%
・~700万円 5%
・~800万円 4%
・~900万円 2%
・~1000万円 1%
・1000万円以上 2%

☆返還を延滞したことがある 28%

☆延滞の理由(複数可)
1.収入が低い 67.6%
2.多忙で手続きを忘れた 33.2%
3.奨学金以外の借金返済を優先 19.4%
4.失業している 16.1%
5.休職中 10.8%

☆自己破産を検討したことがある 10%

☆現在正社員 61%

☆年収300万円台以下 61%

☆自由記述
・奨学金返還があり、ハラスメントにあっても転職できない
・1人で生きていくのに精いっぱい、結婚や出産を諦めた
・ダブルワークを余儀なくされている
・休みがなく、体の疲れがとれない
・バイト漬けで精神を病んだ
・死ねば返済義務がなくなるとぼんやり考えることがある

★頑張って給付型奨学金を。
 地方自治体・学校・企業にもある。

お墓の形態と使用期限

全国石製品協同組合の
 「お墓の形態とお墓の使用期限についてのアンケート」
 ・22年7月1日~7月31日、インターネット調査
 ・40才以上男女830名、購入予定90人、既にもっている740人              

☆お墓の形態
《墓購入を検討しようとしている人》
・石材使った一般墓地 56.7%
・永代供養墓(合妃墓) 16.6%
・樹木葬 7.8%
・ロッカー式納骨堂(室内) 5.6%
・散骨(海・山) 3.3%
・プレート墓地 2.2%
・自動搬送式納骨堂(室内) 1.1%
・その他 7.8%

《既に持っている方》
・石材使った一般墓地 72.0%
・永代供養墓(合妃墓) 8.2%
・ロッカー式納骨堂(室内) 5.0%
・散骨(海・山) 4.1%
・樹木葬 3.6%
・プレート墓地 0.9%
・自動搬送式納骨堂(室内) 0.8%
・その他 5.0%

☆お墓の使用期間
《墓購入を検討しようとしている人》
・無制限(継承者がいる) 51.1%
・七回忌まで 27.8%
・十三回忌まで 7.8%
・三十三回忌まで 6.7%
・十七回忌まで 4.4%
・二十三回忌まで 2.2%

《既に持っている方》
・無制限(継承者がいる) 66.6%
・三十三回忌まで 11.1%
・七回忌まで 9.3%
・十三回忌まで 6.2%
・十七回忌まで 4.7%
・二十三回忌まで 1.4%
・二十七回忌まで 0.7%

※お墓の形態の多様化と有期限化が進んでいる

★後継者の有無で。
 就職で地元を離れる子供もが多く、
 実家の処分も問題化している。

健康に対する意識や取り組み

明治安田生命の
 「健康に対する意識や取り組みアンケート」によると
 ・22年7月日~19日、インターネット調査
 ・全国20~70代男女5640人対象

☆自身の健康状態
・非常に健康、健康なほう 65.8%
・将来の健康に不安 59.9%

☆不安に感じていること
1.運動不足 55.6%
2.体力の衰え 50.4%
3.ストレス過多 37.3%
4.精神的な疲れ 33.1%
5.持病 31.8%

6.睡眠不足 31.4%
7.生活習慣病罹患 29.0%
8.体重増 26.4%
9.コロナ罹患 22.3%
10.がん罹患 21.1%
11.認知症罹患 19.1%

☆コロナ感染拡大前と比べ、健康に対する意識は高まったか
・高まった 43.9%、昨年40.1%

☆どのようなことの意識が高まったか(高まった回答者)
・マスク・手洗い・消毒等の徹底 70.5%、昨年74.0%
・食事・栄養に気を配るようになった 57.5%、昨年54.9%
・睡眠を十分にとるようになった 40.6%、昨年36.3%
・運動・スポーツを行うようになった 38.6%、昨年34.0%

☆コロナでストレスを感じているか
・感じている 64.0%(女性68.2%、男性59.8%)

★コロナの毎日の死者が7月までの20~30人から、
 10倍の200~300人に増えた。治まるとよいが。

沖縄問題

NHKの
 「沖縄に関する全国世論調査」によると

☆沖縄の誇り(沖縄)
1.豊かな自然 71%
2.音楽や芸能 66%
3.家族や親戚を大切にしている 61%
4.食文化 60%
5.助け合いの気持ちが強い 59%

10.観光リゾート地 34%

☆沖縄の魅力(全国)
1.豊かな自然 83%
2.観光リゾート地 65%
3.音楽や芸能 45%
4.食文化 36%
5.平和を求める気持ちが強い 33%

☆これからの沖縄にとって特に重要な課題は何
《沖縄》
1.貧困や格差の解消 77%
2.経済の自立・産業の振興 68%
3.子どもの学力向上 64%
4.アメリカ軍基地の整理・縮小 61%
4.自然環境の保護 61%

《全国》
1.自然環境の保護 64%
2.アメリカ軍基地の整理・縮小 61%
3.経済の自立・産業の振興 50%
4.沖縄の歴史の継承 49%

※貧困や格差の解消 25%
 子どもの学力向上 18%

★大都市除き、日本中で経済は厳しい

 学力は読解力がベースなので、親の読書習慣が。

 サトウキビより希少な果物・野菜は
 歴史の観光より、滞在型リゾート

☆沖縄の本土復帰はよかった
・沖縄 84%
・全国 93%

☆復帰してよかったと思う理由
1.沖縄は日本であることが望ましい

☆よくなかった理由(沖縄)
1.沖縄の意向が尊重されていない 44%

☆復帰後も残るアメリカ軍基地
《沖縄》
・やむを得ない 51%、必要11%

☆米軍専用施設(共用施設除く)の7割が沖縄に集中
《沖縄》
・おかしい 56%
・どちらかといえばおかしい 24%

《全国》
・おかしい 24%
・どちらかといえばおかしい 55%

★少し低収入、少し低学力だが、生活は情緒豊か。

未婚者の結婚意識

国立社会保障・人口問題研究所の
 「出生動向基本調査」によると
 ・18~34歳の未婚男女7826人対象、21年調査

☆一生結婚するつもりはない
・男性 17.3%
・女性 14.6%
※前回15年調査より、どちらも5ポイント以上増

☆一人の生活を続けても寂しくないと思う
・男性 56.7%
・女性 50.7%

☆生きがいとなるような趣味やライフワークを持っている
・男性 67.0%
・女性 63.7%

☆いずれ結婚するつもり
・男性 81.4%は
・女性 84.3%

☆結婚相手に求める条件、重視すると考慮する
《男性》
・人柄   95%
・経済力 48.2%、前回15年41.9%

《女性》
・人柄 98%
・家事・育児能力や姿勢 96.5%

★国としては困ったことだが、
 結婚生活が簡単じゃないと、知れ渡っている。

男性の育休

積水ハウスの
 「育休白書2022」によると
 ・22年6月7~14日、インターネット調査
 ・47都道府県の小学生以下の子どもがいる20~50代男女9400人

☆男性の育休
・育休取得率 17.2% 去年12.2%
・育休所得日数 8.7日、去年3.7日

☆会社からの育休制度の案内、取得移行の確認があった
・58.0% 去年35.7%

☆男性の育休は仕事・会社に影響する(取得男性)
・好影響を与える 78.5%
・仕事にポジティブに取り組めている 77.8%
・生産性向上に役立つ 69.7%
・会社への愛着が増す 50.1%

☆管理職400人の意見
・浸透させるべき 経営者・役員69.0%、部長73.5%

・人手不足で会社の業務に支障が出る 76.0%
・取得してもらい、家庭も大切にして欲しい 75.5%
・誰か取得すれば、取得する人は増える 69.8%
・会社に迷惑がかかる 68.3%

★流れは、ワークライフバランスへ。

新入社員意識調査

日本能率協会の
 「2022年度 新入社員意識調査」によると
 ・4月4~8日、インターネット調査
 ・新入社員向け公開教育セミナー参加者対象
  545人回答、男性65%、女性35%

☆理想の上司・先輩
1.仕事について丁寧に指導する人 71%
 ※10年前に数値高かった
  ・場合によっては叱ってくれる上司・先輩
  ・仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩
   が、大幅ダウン。

☆仕事の不安
1.上司・同僚などの職場の人とうまくやっていけるか 64.6%
2.仕事に対する現在の自分の能力・スキル 53.4%

☆抵抗がある業務
1.指示が曖昧なまま作業を進めること 82.7%

☆意欲や能力を高めるための上司や人事への期待
1.成長や力量に対する定期的なフィードバック 61.8%
2.ワークライフバランスなど柔軟な働き方できる環境 51.0%

☆仕事よりもプライベートを優先したい
・82.7%

☆定年まで1つの会社に勤めたい
・64.5%

☆仕事は量より質で評価してほしい
・82.6%

☆キャリアイメージを描いている人
・55.2%
  描いている人のうち、5年34.2%、10年35.9%

★時代は変わると。

国民生活基礎調査、世帯状況

厚労省の
 「国民生活基礎調査・2021年」によると

☆一人暮らし世帯
 ・1529万2000世帯、全世帯の29.5%

☆高齢者世帯
 ※65歳以上のみか、65歳以上と18歳未満の未婚の人で構成
 ・1506万2000世帯、全世帯の29.0%

☆児童のいる世帯のうち母親が仕事をしている割合
 ・75.9%、過去最高

☆生活が大変苦しい、やや苦しいと回答した世帯割合
 ・53.1%、19年調査54.4%より低下

☆1世帯あたりの平均所得
 ・564万3000円、19年調査552万3000円から3%増

★30年給料上がらないと、厳しい。

65歳以上高齢者のすがた

総務省統計局の
 「我が国の65歳以上高齢者のすがた」によると

☆高齢者の人口
・高齢者の人口、3627万人、過去最多
・総人口に占める割合、29.1%、過去最高
  世界最高(200国・地域中)

☆高齢者の就業
・高齢就業者数、909万人、過去最多、18年連続増
・高齢者の就業率、25.1%、前年同率
  65~69歳は初めの50%超
・就業者に占める高齢就業者割合、13.5%前年同率、過去最高

※高齢就業者は、卸売業・小売業、農業・林業で多い

★元気な間は、働いたほうが。

 平均寿命過ぎたら、自由意志での自死も。
 法律が難しいが。