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最新、アンケートによると

アンケートや世論調査の結果をピックアップしてデータベース化。変化する日本や世界の今はどうなのか。
折角まとめられたアンケートやリサーチ結果、ランキングを、参考資料やヒント、雑談に。

このサイトとアンケートや世論調査について

★このサイトは
様々なアンケートや世論調査の結果を、
データベース化し、
せっかく作られた、たくさんのデータを風化させずに、
プレゼンやら、雑談に生かせたらいいなと思い、
運営しています。


★アンケートや世論調査について。
そんな私が言うのも何ですが、
これらのアンケート結果を
信用しすぎてはいけません ^_^;

あくまでも「参考資料」であり、
「利用可能な数値資料」です。

データには誤差も作為もあり。
質問の仕方や文章、
回答者の選別方法や事情などで
回答はかなり変わります。

政治や外交、環境など、
生活からやや距離のある質問には
熟慮の末の回答ではなく、
感覚的な回答が多くなります。

日ごろ、深く真剣には考えていませんから、
残念ながら
選挙で有名人が票を獲得するような、
短絡的な答えです。


それに集計者の都合で数値を変えることも
無いとはいえません。

各国政府や、それと連携するマスコミ、
あるいは売上や利益増を求められる企業が
自分に都合の良い情報を流すのは
古今東西共通のこと。

各種グラフも
縦横の軸、データ範囲の設定で
かなり操作が可能です。

ただ、プレゼンや他者との意思疎通に、
数値やグラフがあると、
相手に伝わりやすくなり、信用度も高まります。
アンケートや世論調査は
使いようで、高い価値があります。


★アンケートの方法
アンケートの誤差を少なくする方法として、
回答者の無作為抽出があり。
大きな調査ではこれが普通です。

回答者のタイプが限られるネット調査や読者調査は
回答者像を把握してデータを読むべきです。

誤差率は(1÷√n)%とされているので、
有効回答者が1万人なら誤差の範囲が1%、
2500人なら2%、400人なら5%となります。

TV視聴率の調査は
サンプル世帯600ということで、
その誤差範囲4%。
つまり、2~3%で一喜一憂するのは
バカげているわけです。

世論調査で3000人対象のパターンが多いのは
これまでの統計学の基本的パターンとして、
回答率80%設定の有効回答2400人、
誤差2%強を想定したもの。

今は回答率がもっと低いのですが、
統計学的には、どうも調査は3000人やれば
だいたいOKということになっています。


《一般的なアンケート方法》☆個別面接調査
 調査員が対象者に面接し、調査票どおり質問し、
 回答を調査員が調査票に記入する。
 上質な調査員が必要でコスト高。
 正確な回答が得られやすい。

☆留置法
 調査票を対象者に配布し、
 調査員が訪問して回収する方法。

☆郵送調査
 調査票を対象者に郵送し、
 記入後、郵便で送り返してもらう。
 遠隔地も調査できるが、回収率は低い。
 母集団、抽出法等が確立し、
 信頼性が高いが、時間がかかる。

☆集合調査
 会場に集まっていただき、調査票を配り説明し、
 記入してもらう方法。
 経費と時間が節約できるが、
 他人の影響を受ける場合もある。

☆電話調査
 電話で質問し、調査票に調査員が記入する。
 迅速に調査できるが、電話保有者に限られ、
 調査員の訓練が必要。

☆メール・インターネット調査
 メール又はインターネット上で質問し、
 調査票に対象者が記入する。
 調査集計分析が速くでき、費用も安い。
 回答者に偏る可能性がある。


《アンケートの注意点》
・回答方法、記入法を明記する。
・専門用語やあいまいな表現を使わない。
・1つの質問で2つ以上の事を聞かない。
・その他や、わからないを、選択肢に含める。
・質問の順番をスムースにする。。
  簡単に回答できるものや客観的な事から。
  細かい質問や意見は後で。
・個人情報保護に配慮。
  アンケート結果の活用方法等明記する。